2013年8月5日月曜日

森林ボランティア新時代の安全を考える-参加報告 その2

最近は猫も好きです。おでこです。

さて、前回に引き続き、シンポジウムの感想をお送りいたします。
前回の基調対談の様子はこちらから→http://naedocodoco.blogspot.jp/2013/08/1.html

今回もちかちゃんがシンポジウムのレポートをお届けします。

<第2部 パネルディスカッション>
パネリスト
丹羽 健司 氏(矢作水系森林ボランティア協議会代表)
寺田 菜穂子氏(林業グループ「山の駅ふくべ」事務局)
竹垣 英信 氏(森のライフスタイル研究所)
松井 一郎 氏(NPO法人森づくりフォーラム理事)

まず、各パネリストの方が所属する団体の説明と安全への考えについて
お話をしていただきました。

印象に残った言葉集
基本を知った上で基本を教えよう
・指導者の 育成 が重要
森林ボランティアでは 効率 は求めない
・確かな技術で 丁寧 
・山と向き合う人は科学的に 分析 している
・安全の 初期設定

感想
森林ボランティアというのは、仕事ではないのです。
また、森林のスパン というものは人と比較すると 非常に長い ものです。
だからこそ、ボランティアも 持続性 が必要。

持続させるには、やはり 楽しさ が必要で、
しかもその楽しさは安全・正しい技術の中から生まれるものだと思いました。
正しい技術を正しく教わる・教えるということは非常に大切なことだと感じました。
『いかに森林ボランティアでの安全を確保するのか』という点については
一緒に活動する 仲間とのコミュニケーション 
とても大切であるということをパネリストの皆さんが盛んにおっしゃっていました。
活動に参加する人々同士で気づきあい、助け合い、
安全に対して共通の意識を持つことによって活動の安全が生まれてくる。。。

山の作業に慣れるにしたがって楽しさと慣れが優先します。
だからこそ、危険に対しての予測と共通の認識がとても大切です。
さらに 互いに気づいて注意し合える空気・関係の構築 
が必要だと思いました。

林業女子としても、せっかく良い仲間がいるので、
基本技術を習得して安全に楽しく森活動ができるといいなと思いました

さらに、今日の講演を聞いて感じたのが、現場作業を伴う企業なら行っている
KY活動』の重要性です。
KYとは俗にいう「空気読めない」ではなく、
危険予知
の頭文字をとったものです。

私達も作業開始前に、今日の作業内容・予定、危険因子を共有してから作業をします。

KY活動という時間を特別に区切って行うことが必要だと思いました。

また、私達の団体内でも以前から話題に出ていた
 ヒヤリハット の共有も大切だなと感じました。


これから、安全技術・技能習得技術制度 が復活すると聞きました。
山を良くしていくためにも、現場の状況も理解して現場の方々から信頼される存在になりたいです。。

なので、積極的に参加していけたらいいなと思います。

写真はパネルディスカッションの様子です。



ちかちゃん、感想をありがとうございました!

<意見交換会>
会場は京橋駅にある株式会社イトーキのSYNQA。
とーっても素敵なところでしたよ(http://www.synqa.jp/

美味しいお料理をいただきながら
参加者の皆さまとお話をさせて頂きました。



安全、技術習得、指導者の育成、コミュニケーション・・・
さまざまなキーワードが出ました。

このような機会を通して
森づくりを安全にそして楽しく続けていけるように
次回の森の活動では何か一つ、アクションを起こしたいと思います。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。


【告知】次の森の活動は9月14日(土)です

ご質問等はこちら(forestrygirsl.tokyo@gmail.com)までお願いします。

0 件のコメント:

コメントを投稿