2012年9月30日日曜日

高尾山、いって木た。

こんばんは、まりえです。
初ブログですが、よろしくお願いします。

社会人五年目、学生のころに比べてめっきり山へいく機会も減って久しい私ですが、先日久方ぶりに 高尾山 に行きました。
今回はその高尾山で考えたことをぼちぼち書こうかな、と思います!

高尾山へ初めて行ったのは学生の時、「山を歩くの会」と題した学科の行事の場所でした。先生や先輩にお願いして歩いた高尾山は、とっても新鮮で楽しかった!
スギを「ブナ!」と呼んだ後輩をどついた記憶が蘇ります。

一番最近では四年前。
初日の出を見たくて夜中の2時に家を出発。御来光とともに見た富士山は格別。特別な日ということもあって、登山道は歩けなかったけど、山で見る朝日って頭の中まそので光が入ってくるみたいでした。
そして、今回、久方ぶりの高尾山にいたるまでは、体力は落ちるし、次の日の仕事のこと考えて、自分の足が山からずいぶん遠のいていることに気がつきました。

でも、勢いつけて行くのって大切っ。
自分の好きなものを考えさせられたし、五感全開!!って感じでいる自分が気持ちいい!って思いました(笑)
山の出会いっていいですよね、すれ違う時の「こんにちは~」のあいさつは、初めて会ったのに知り合いのような親しみを感じさせてくれます。街中、みんな山ならいいな、なんてふと思いました。
人だけではなく昆虫との出会いも。アカボシゴマダラちゃんは初対面にもかかわらず、モデルなみに長ーい時間写真を取らせてくれました。ギャラは私の手についた塩分・・・らしい。



昔の記憶をたどりながら歩く高尾山で一番変わったこと、それは山ガールの多さですね!そして、山ガールだけじゃない!マダム+ラップスカート+スパッツの方々、つまり、山マダムス(?)にも出会いました。
正直、山女(と、家族からは言われてましたが。)として、「山って街と違うんだから・・・」と私個人は思っていたところもあって、アンチファッショナブル・機能推奨派な考えを持ってました。

でも、ものは考えようだな、と。
山ガールファッションが女子を山に誘ってくれた効果はやはり大きいし、行った山で、「わ、ここの森(整備されていない人工林など)はまっくら。なんかやだな~なぜかなぁ?」
なーんて思ってくれたら、
山・森林→林業 って話に繋がっていくんじゃないかなって思ったんです。
山ガール→林業ガール、つまり林業女子へと進化!




そして、どんなとこにもオシャレとかカワイイって目を引くことだし、林業現場にもそんなエッセンスがあってもいいのかな、と思いました。
いろんな意見はあると思うけど、日本の大切な山、森林への入り口を広くしてくれたことは事実だと思うので。もしかしたら知らないだけで、実はとても機能的な格好なのかもしれない、とか。もっとポジティブにこの社会現象を捉えたほうが楽しい!と、感じました。
山ガールに向けて、「森林の見る目が変わる!山ガール→林業女子講座☆」とかあったらどうだろう?!・・・と妄想が膨らんできたのでこの辺で(笑)
・・・私も、次は調査着じゃなくて、ラップスカート+スパッツにもチャレンジしてみよっかな(笑)アラサーでもいいですよね♪

2012年9月26日水曜日

3連休企画かわら版ー木公子の部屋 ②

さてさて、 3連休企画の報告、かわら版。
連休2日目にお送りしました企画2本目、 
「林業女子with 木公子ワークショップ、木をおとなりに置いてみませんか」

の様子を昨日に続き、お伝えします♪

木公子との時間は 3部構成。

第1セッション
→アイスブレイク、森の今、森でできることについてのトーク
第2セッション
→林業女子起点であることについて

ここまでは昨日お送りしました。

ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー
本日はご紹介しますのは
第3セッション
→森・林産物の活かし方
についてです。

昨日紹介分では「女子とは?」
というお題で、木公子、林業女子共に互いの思う女子らしさについて。
意見を交わした様子をお送りしました。

そして、お次が「林業女子とは?」
です。

林業女子らしさ、一般のイメージとしては
林業・チェーンソー・草払い・狩猟
 ×
かわいい、生活感、おとなしい
という、意外性のある組み合わせ! だと思います。

そこに新しさがあり、注目を寄せる理由が隠されている。

そんな私たちが自分たち自身に視点を合わせてみた時にどんな気づきがあるのか。

①元気・活発
②気を使える(人もいる)
③個性的
④意思がある
・・・・・・・

他にも色々わんさかありましたが厳選。

この①〜④を強みとし、強みを生かして、森を活かす☆

今後私たちが森を舞台として行っていくのは以下の3項目!

☆「林業女子@東京の森」における森づくり
☆「林業を魅せる」ーチェーンソーイベント
☆「森の恵み」を使った木工ーあなたの隣に木をおいてみませんか

この日、焦点を当てたのは「林業女子@東京の森」
を起点とした広げ方について。

林業女子の森の舞台は「千葉県市原市」

千葉といえども、「東京ディズニーランド」がある!
多くの人を虜にするディズニーランドに習い、@東京と名乗る我々も千葉に拠点を置いて森づくりをしよう、ということで発進 小笑

千葉といえば「山武スギ」という品種(松坂牛のような地域の特産のようなイメージでOKです)が有名なのですが、山武スギはある病気にかかりやすく、その病気にかかったスギであふれている現状です。

この病気になると建材として用いれないという、従来の使用用途を考えると致命的なダメージでして、捨て置かれてしまう木も少なくありません。
私たちに山を貸して下さる山主さんにとっても、これは大変重い問題です。
ん・・・ !?
そもそもどうして山主さんは私たちに山を貸して下さるんだろう??

そこには山をお金を得る手段として考えられなくなってしまった現状があります。
しかし、そこには価値は依然として残っている。
その価値は利用することで感じ取ることはできるが、今の山との接点が薄いままでは山主さんたちにとっては利用価値が低い場である。
そこで私たちが掲げる目標は、
山主さんを始めとした地域の方々と、関わり合いながら森イベントを実施する
ということです。
「イベントをする場」 でそこに生活している方と協同していくためには、どうしていけばいいのか。
この点について、各自意見を出し合いブレストしていき、
"次に繋げる"という形で、木公子との時間は一旦閉会しました。

人の温かさ森イベントの組み合わせを、
気を使える(人もいる)林業女子がプロデュースする。
しかもイベントが生活感にあふれているかもしれないし、かわいい林業女子とも会えるかもしれないし。。。
いずれはディズニーのように楽しみを演出する、ひと味違った自然のアミューズメントとしていければなー。なんて、妄想。

妄想力」も「女子」の中ではとても重要!
思い馳せて、美しくなる。
という、無理矢理感のある締めくくりw
ちなみにこの後の宴は
木にあふれる店「和食個室居酒屋【結 池袋店】」にて、積もる木話をしてきました。
みなさまもぜひ行ってみて下さいね♪
http://locoplace.jp/t000106076/
東京の何がいいって、やはり「木」を使った店があっちこっちにあるところです。
うん。

掘り出しがいがあります。
また次回が楽しみ♪
「木公子」とお送りする時間を楽しみーーーにして、文を結びます。

2012年9月25日火曜日

3連休企画かわら版ー木公子の部屋 ①

本日もちゃんと続いております。
3連休企画の報告、かわら版。今日は連休2日目にお送りしました企画2本目、

「林業女子with 木公子ワークショップ、木をおとなりに置いてみませんか」の様子をお伝えします♪


紹介の前にもう一度尋ねてみます。
「あなたの隣に木を置いてみませんか」

「あなたのおそばに木公子を伴ってみませんか」

。。。。。

ととととー、いうことで、

「木の利用」をテーマに集った会ではありますが、
しゃれた演出をするのが林業女子会。
ナイスセンスな木公子と共にお送りします。

この会のテーマは 「持続可能な森の管理

ええ、聞き飽きたという声が聞こえてきそうです。
昨今よく耳にするこのテーマについて、

① 森の利用
② 森の生産物の利用

の2側面から考えることとしました。

セッションは3区切りです。

第1セッション
→アイスブレイク、森の今、森でできることについてのトーク
第2セッション
→林業女子起点であることについて
第3セッション
→森・林産物の活かし方

第1セッションでは、アイスブレイクも兼ねて
木公子がビング・デザインセンターOZONEのイベントエシカルな選択 人と自然にやさしい暮らし方』で行ったセミナーについて、その裏話をしていただきした。http://www.ozone.co.jp/event_seminar/special/index.html
この展示やイベントでは自然環境、社会問題、健康や持続可能性へとつながる消費活動を「住」の視点から見直し、豊かな暮らしについて考えていきます。


個人的な感想としては、「エシカルな選択」と題して、「エシカル」とされていることを一般の方の興味度の丈に合わせて、緩やかな情報提供をしている場であるな、と思いました。
森林の現状や木のことを「身近な話」として提供する会のあり方がすてきだな、と思います!
そして、、、私は入浴木準備でトークショーへと行けなかったのが、ム・ネ・ンです。
同時開催のTOSAZAI展も今日までですので、みなさまお時間の許す方は行ってみてはどうでしょう?結局折を見ていこうと思っていたTOSAZAI展も行けずじまい。本当TOSAZAI展も行きたかった、ということでム・ネ・ンです。

ケーススタディとするために、場所は千葉にて、われわれが森作りを行っていくフィールド
「林業女子の森」
です♪
モリモリ。

そこで、言わずもがな、森を活かすキーポイントは
私達が林業女子であるということ。

女子らしさ。
女子らしさってなんでしょう。

木公子のご意見は、
・かわいい
・きれい
・若い
・・・などなど
たくさん出てきました。

対する我々林業女子
・生活感
・表は着飾る(裏は・・・?笑)
・男性がいると、かわいくあろうとする
・・・などなど
またまたたくさん出てきました。


林業女子の女子らしさを少し解剖してみます。
チェーンソーを握って、自然と笑みがこぼれている。
カテゴリー: かわいい
 
ご飯を食べるときまで、ヒノキをかざっちゃう?!
おいしい料理とともに、ヒノキの香りを共に味わうという
まさかの発想。
カテゴリー: 生活感 でしょうかね。

むしろごはん屋さんで宣伝か?!

ちなみにこのときは店で店員さんにも「これって何ですかー?」と聞かれ(当然?!)、
飲食店にて入浴木イベント、「ありがとう風呂」の宣伝までしてしまいました。
それもあり! です。

切り株を写真に収めようと笑顔。木目を見つめて笑顔。
カテゴリー:かわいい、かなぁ、これも。


渋谷ヒカリエで木補給。一般人にまぎれる林業女子。
カテゴリー:キレイ
ヒカリエ、木だらけです。
東急の戦略を垣間見る、林業女子
(詳しい様子はまた後日、アップします)

などなど。

結局私達の中にある当たり前の感覚で、林業とお付き合いすることで、
「林業女子の森」を林業女子らしく、持続的管理をすることができる。


私達林業女子らしさを活かした「森」づくりであり、「森の生産物」利用でとは、、、

いつの日か
多くの人のおそばに木を置いてもらうためには、
はたまた木のそばに寄ってきてもらうためには、、、

この辺りを、掘り下げたのが第3セッション。

第3セッションがどんな感じだったのかは、また明日ご報告いたしますので、
少々お待ち下さいねっ=3


余談ですがかわら版といえば、昔は新聞の代わりに木版摺りのかわら版が世の情報誌だったんですよね。
今はこうやってブログ等を各自の手元にある画面が映し出してくれる時代。

木が使われていたところに違うものが入る。それでも木は残れるか。。。



2012年9月13日木曜日

森で暮らす?! 森キャンプへ行って木た

森の中の贅沢ってなんでしょうー。

おいしい空気。
鮮やかな緑。
木々を通り抜ける風。
しゃがんでよく見てみるとパァっと咲いている花。

そんな森を十分に味わう森の中のフェスティバル。

33 gathering

が千葉県山武市の森で開催されております。
http://33gathering.bluegoose.jp
本日から3日に渡って、レポにて少しご紹介させていただきます。


まず、到着して出迎えてくれるのは「ナガラ」でできたゲル!

山武市は「山武杉」で林業が盛んに行われていた背景があり、長柄を倉庫に持つ農家さんが沢山いるそうで、このゲルの組み立てに使われている「ナガラ」は農家さんからお借りして作り上げているそうです。

では近づいてみましょう。




おぉぉ。本当にナガラです。

入ってみましょう。




おぉぉぉぉ!

外は若干灼熱だったのですが、ゲルの中に入ってみると涼しい~♪
そして青空。

このこぼれる青空。
ううぅ~ん。たまらんすがすがしさです。

ゲルは支柱となる「ナガラ」をはじめ、上にかかるテントも全てゆるやかな曲線を描いてます。

曲線美

それは自然が織りなす美なのかもしれません。




ナガラゲルを始め、このキャンプサイトは森に囲まれた優雅な空間で、鎮まるときは本当にしーーんとした静寂が訪れます。

夜になると星が美しく瞬く。
サイドを杉に囲われているため、広場に行かないと杉によって視界が狭くなってしまうのですが、なんだかそれも味なんじゃないかとも思えてしまいました。

そして、私達が行った日は五右衛門風呂設置の日。
一から穴を掘り、そして窯を乗せる石を設置し、そして薪をくべる。






薪であっためるお湯はやわらかい。
実は私、初体感してきました。

夜空を見ながら、、、、、

風呂につかる。。。。。




33 gatheringは2012/9/17まで。

みなさんもよろしければ、行ってみて下さい♪

2012年9月9日日曜日

なえどこ林業女子ブログ設立 9.9

なえどこ林業女子@東京、満を持してのブログ設立。

12.9.9、ゾロ芽です。

私たちがいよいよ活動を本格化し始めるときの起爆剤として、
あたためてきた"ブログ"

なえどこからついに芽を出します。

ぽえっ。(一応効果音)


今後はえっさほっさ、
日々のなえどこ掘りっぷりをお披露芽していきます。

形式としては、テーマをいくつか設けて、週ごとにメニューを作ってお送りしていきます。
主には
1. メンバーの木にまつわる体験
2. 参加、あるいは実施したイベント報告
3. 東京の町中に使われている木を巡る、木再発見プロジェクト「東京木ブラ散歩」
4. 木が沢山使われている町を訪ねる、木仲間探しプロジェクト「漂流木〜仲間を求めて」
などなど、

盛りだくさんの内容でもって、毎日耕していきます。
これまではなにをしてきたかって、、、

それは地下活動です 笑。土の下でわいわいしてました。

土は手を込めただけ肥沃になるのにちなんで、
私たち「林業女子」も日々なえどこ耕しに精を出すぞー。

木にちなんだ変換ミスを織り交ぜてお送りしました。
あったかく、木を長く(こんな感じで)、末長くよろしくお願い致します。