2014年5月28日水曜日

試写イベント「WOOD JOB!でGOOD JOBみつけよう」 ワークショップ


引き続きおでこがお送りします。

試写イベント
WOOD JOB!でGOOD JOB みつけよう

のレポート第三弾『ワークショップ』です。

前々回は矢口監督のトークセッション
前々回の内容はコチラから
http://naedocodoco.blogspot.jp/2014/05/wood-jobgoodjob_12.html

前回はパネルディスカッション
前回の内容はコチラ

映画、矢口監督のトークセッション、パネルディスカッション
とたくさん吸収したあとは、参加者の情報共有・自分の考えの整理の場として
ワークショップを設けました。

~次の一歩を出す勇気を胸に~

ワークショップのテーマは「生きるように働く」です。
これは、今回の試写会の副題でもあります。

パネリストのみなさんもワークショップに参加してくださいました。






まず、グル―プに分かれ
映画の感想や登場人物と自分の考えの違いや同じ部分を共有しました。
映画の感想ひとつをとっても、それぞれの人生に重なった視点がありとても興味深かったです。

たくさんグループがあるので、今回は一つのグループで出たお話ご紹介します。



その中、キーワードとして出てきた言葉。

「後悔するならトライしよう。違えばまた軌道修正すればいい」
「田舎で働いてみたいけど、やっていけるのかな」
「林業って興味があるけど、自分に向いているのかな」

誰しもが一歩踏み出す前には、少なからず“先の不安“が頭をよぎるものではないでしょうか。
そんな不安に対して、

「ある意味で「楽観的」でいることが、一歩進むことにつながるんです」


映画の中で主人公も様々な場面一歩踏み出しています。そして大小様々な挑戦と多くの微修正をしています。

最初の一歩を踏みだすことについては、
「苦手なことでも、モチベーションとなるものがあれば続けることができる。モチベーションの内容は人それぞれだけど、例えば、恋は盲目といううように、恋は重要なモチベーションになる。映画の主人公の状況がよくわかる」
「身近なすごい人や目標になる人を立てて邁進してみる」
「自分にふりかかった困難を基にストーリーを立ててみる」

という各自のケースを共有しました。

それこそWOOD JOB!の勇気のように、映画で主人公を演じること。

ただ、一方で悩むことも大切にしているという参加者たち。

「なかなか決められないことがあるのは悪いことじゃない。
大切なことを正面からちゃんと悩むことも大切だと思っています。」

の根を張り巡らすような意見交換は、明日へのココロの栄養となりました。



******

おでこ感想
映画WOODJOB!は、林業を舞台に、挫折しながらも一所懸命生きる様が描かれています。
きることどこで?だれと?何をもって?)を視聴者に問いかけています。

試写会の副題は「働くことは生きること」ですが、働く=お金儲けの仕事だけじゃなくて、
人のため、社会のために動くという意味にも捉えることができます。
「社会や人たいしてにどのようなアウトプットをしていくか」
が生きる糧になるのではないかなと思いました。
いろんなことに挑戦して、もがきながら前に進んでいくことが
「働くこと」「生きること」につながっていると信じています。

WOOD JOB!まだまだ公開中です。
公式サイト→http://www.woodjob.jp/
WOOD JOB!がラジオで紹介されました→http://www.tfm.co.jp/asemamire/

★今後のスケジュール★
<次回の森活動~森に入って森をキレイにする作業をしてみたい方へ~>(女性限定)
●7/12(森づくり活動@千葉県市原市 なえどこ林業女子の森
時間:10:0017:00 定員:なし 費用:500

<技術に触れる。技術を磨く>(男女OK)
●6/22(カホンー木の楽器作りークショップ@都内近郊
時間:10:0015:00 定員:20名 費用:5000 (材料費込み)

●7/56(土日チェーンソー講習会@茨城県石岡市
→宿泊はバンガロー。夕飯充実♪ダチョウ肉をいただきます。
*共に 1日目10:00集合 2日目17:00解散 定員:各回15名程 
費用(宿泊・飲食費込み)25000


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お問い合わせ等はこちら(forestrygirls.tokyo@gmail.com)までお願いします。

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2014年5月25日日曜日

試写イベント「WOOD JOB!でGOOD JOBみつけよう」 パネルディスカッション

新緑の鮮やかさと深みが増す季節になりました。
お久しぶりです。おでこです。

大変ご無沙汰しておりましたが、

試写イベント
WOOD JOB!でGOOD JOB みつけよう

のレポート第二弾『パネルディスカッション』です。

前回は矢口監督のトークセッションをご紹介しました。
前回の内容はコチラから
http://naedocodoco.blogspot.jp/2014/05/wood-jobgoodjob_12.html


パネルディスカッションでは、都市と田舎をまたにかけた活動をされている
三人の方(写真の左から)

◆ナカムラケンタ氏
「生きるように働く」人のための求人サイト「日本仕事百貨」を運営している株式会社シゴトヒト代表取締役。
◆東大史氏
都市域出身の顔と、課題先進地である「地域」「東北被災地」でのコトおこしに通じた顔を持つ、組織の枠を股にかけたアグリゲーター。
◆竹垣英信氏
森と接点の少ない人に対し、「正しさ」「楽しさ」をベースとしたプログラムを提供する「森のライフスタイル研究所」の代表理事所長。

をお招きしました。

パネリストの皆さまをご紹介

~さぁ、パネルディスカッションの世界へ~

映画の主人公のように、これから田舎で働く人が増えるのではないか。
田舎で働くこと等をどうのようにお考えですか?

ナカムラケンタ氏)
都会では(仕事と生活が分かれていて)当たり前だけど、
田舎ではON・OFFがなく仕事と生活が一体となっています。
そして(映画でも描かれていましたが)、欲望に忠実に生きてる感じが田舎の方が強いです。
ストレートなコミュニケーションなど。
主人公の勇気のあの行動は致命的でしたね。
自分も田舎に入って経験しました。
また、地域性もありますが、地域への入りやすさにハードルがありますよね。

ナカムラケンタ氏

竹垣氏の活動では都市から森へのハードルが低いようですが、
いかがですか?

竹垣英信氏)
10~30代が参加者の半数を占めています。
UターンやIターンで参加者の中から田舎に入る人もいるし相談を受けることもあります。
特に女性は田舎に入る決断が早い感じがしますね。

竹垣英信氏


田舎に入りたい人はこれからどうしたらよいのでしょうか?

ナカムラケンタ氏)
まず、(私のフィールドである)仕事百貨へ来てください(笑)
観光で地方にいくと単なる観光者になってしまいます。
観光ではなくて、実際に人に話を聞いてみるなど、まずは一歩踏み出してみてください。

地域おこし協力隊を経験された東さんはどうですか?

東大史氏)
『都市と田舎どっちか』という感覚が好きではありません。
週末は田舎へ・・など段階を踏んでいく、また段階を見せていく(見る)ことが大事だと思います。
例えば、山手線と反対の方向へ向かうと山にぶつかりますよね。
そこの活動やイベントに参加してみる。そういう(小さな)ところから発展して、
いつの間にか「住んでいた」という風になることもあると思います。

東大史氏


あっという間に時間がきてしまいました。
最後に参加者の方々にメッセージをお願いします。

ナカムラケンタ氏)
おじさんが津で林業をしていました。
映画を見て、もっと仕事の話を聞けば良かったな、という思いになりました。
見ると、行動したくなるそんなよい映画でした。

東大史氏)
クライマックスが印象的でした。あのシーンを日本人は容易にに受け止めることができます。
ですが、外国人から見ると結構「なんで?」って思われます。
クライマックスのようなことが日本のオリジナル文化であり、
これから守っていかないといけないものですね。
「スマホをいじる」などは、すたれる表現です。
けれど、「木を伐る」などの林業でやっていることは10年後も色あせません。
なぜなら、それは本質的なことだからです。

竹垣英信氏)
林業がドキュメンタリーで堅苦しく取り上げられるのではなく
エンターテイメントの映画として取り上げられたのがとても嬉しいです。
林業にはコンテツとして成り立つだけの楽しさやわくわくがあります。
そして、森や林業の見方、楽しみ方は100人いたら100通りです。
例えば、都会に疲れたら田舎へ。そういうことから森と都市が仲良くなればなと思います。


ありがとうございました
******

おでこ感想
田舎で暮らすことに感じるハードルも、まず一歩踏み出すことで低くなり、
田舎やその自然とどんどん近くなるのだなと思いました。
居心地のいい場所、自分が生きていきたい場所やヒト。
先陣のパネリストの方々からリアルなのに温かな、
田舎の香りがするお話しをお伺いすることができました。

WOOD JOB!爆笑公開中です♪
公式サイト→http://www.woodjob.jp/

★今後のスケジュール★
<次回の森活動~森に入って森をキレイにする作業をしてみたい方へ~>(女性限定)
●7/12(森づくり活動@千葉県市原市 なえどこ林業女子の森
時間:10:0017:00 定員:なし 費用:500

<本格的に林業入門をしてみたいあなたへ>(男女OK)
●5/316/1(土日チェーンソー講習会@埼玉県秩父市 鬼太郎の森
→宿泊は素敵ツリーハウス♪
費用(宿泊・飲食費込み)22000

●7/56(土日チェーンソー講習会@茨城県石岡市
→宿泊はバンガロー。夕飯充実♪ダチョウ肉をいただきます。
*共に 1日目10:00集合 2日目17:00解散 定員:各回15名程 
費用(宿泊・飲食費込み)25000

<都内でちょっと木と触れ合ってみたいあなたへ>(男女OK)
●6/22(カホンー木の楽器作りークショップ@都内近郊
時間:10:0015:00 定員:20名 費用:5000 (材料費込み)

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お問い合わせ等はこちら(forestrygirls.tokyo@gmail.com)までお願いします。

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2014年5月12日月曜日

試写イベント「WOOD JOB!でGOOD JOBみつけよう」 矢口監督トークセッション

おはようございます。
夏先取りです。おでこです。


試写イベント
WOOD JOB!でGOOD JOB みつけよう

では、
映画の試写だけでなく、
1.矢口監督のトークセッション
2.パネラーをお招きしたディスカッション
3.参加者によるワークショップ
を設けました。


映画を見て、話をきいて、自分で考えて、人と共有する
という一連の流れの中で、「働く」「生きること」に向き合う時間を創るという
大げさなことをもくろんでいました。

今回は矢口監督のトークセッションをの様子レポートします!

トークセッションでは
矢口監督 
三浦氏(映画ロケ地で撮影等の受け入れをされた林業家) 
深津制作プロデューサー
にご登壇頂きました。


今回のイベントのテーマ、「働くことは生きること」
矢口監督は、映画でどのような「生きる姿」を描こうと思ったのですか?

矢口監督)
(主人公について)気を付けているのは、誰もがあこがれるような立派な人にしないということです。
スーパーヒーローではなくて、隣に住んでいるふつうの人のような。
映画見てるあなたと変わらない、これでも生きていけると描けたらと思っています。


ひょんなことから生まれ育った都会から遠く離れ、山奥の村で林業に従事することに。
危険と隣り合わせの超重労働に心は一瞬で折れ、
すぐにでも逃げ出すつもりだったのだが…。

三浦氏)
僕もUターンで美杉にきて林業を始めました。
28歳の時は大企業の人事にいたけれど、
辞めて美杉に戻り10年ほど前から父から継いで今に至ります。
林業は、難しいことや大変なのもあるけれど、
これからはフランクにできればいいと思います。
やってみて合わなかったらやめたらいい。
でも、ちょっとでもやりたいなら、やってみてください。

深津制作プロデューサー)

プロデューサーの仕事として林業の映画をやるからって林業をやらなくてもいいんですけど、ぼくは特殊で、仕事と生活が一致している方。船舶関連の映画のときは船舶の免許とって、ダイビングに関連する映画のときはダイビングの免許を取っています。
たまたま今回は林業の映画を5年間もやったので、人生の中の5年間を林業のことをずっと考えてしまったので、林業研修も受けたし林業に5年も関わり、深く知ってしまったので、林業をやってもいいのではとも思いました(一同 笑)
実家は山があり農業も営んでいます。人生の中の5年もやったのは大きいんですよね。映画の仕事なくなったら、三浦さん雇ってもらえないかなぁーと(一同 笑)

矢口監督)三浦さんは林業にはイチから始めたんですか?

三浦氏)子どもの時から山で父の手伝いをしていました。

矢口監督)悩んだことはありましたか?

三浦氏)ぜんぜん。(前職では)大企業の人事課でオフィスで働いていました。会社勤めの方が合わなかったんですね。今は、気苦労も多いけど、楽しいですよ。

矢口監督)大らかですね。

三浦氏)映画のように、なあなあです。

矢口監督)林業は、植栽から伐採まで死ぬまでに成果が見られない。
なあなあですね。



おでこ感想
今植えた木は次の世代のための資源・財産。100年、200年先を見据えた仕事である林業。
だからこそ、「なあなあ」の精神が大事なんだなぁと思いました。
また、生きる道は人の数だけある。
だからこそ、模索しながら試行錯誤しながら歩いていっていいんだ!と
勇気をもらいました。
他にも映画撮影の裏話等も伺いました。



WOOD JOB!公開中です★

ぜひ、あの迫力は大きなスクリーンで!

2014年5月8日木曜日

試写イベント「WOOD JOB! でGOODJOB みつけよう」 大盛況♪

ご報告が遅くなりました。
林業女子会@東京のおでこです。

私たち林業女子会@東京主催の映画試写会イベント
WOOD JOB!でGOOD JOB みつけよう!



5/4(日)に無事、終了いたしました。

登壇者の皆様、ご参加くださった皆様、ご支援頂いた皆様、
心より御礼申し上げます。


映画上映中、試写室からは笑い声が聞こえてきます。

うんうん、なんだか嬉しいな。

私も拝見させて頂きましたが、
笑いあり、涙あり、グーッとキューっと胸にとどく映画でした。
ロケの舞台となった三重県・津市のロケ地めぐりに行きたくなりました!!

公開まであと3日!


最後はみんなで、「エイヤ、エイヤ
を持って木こりになりました。


お知らせ
5/10(土)の映画公開日には
第24回森と花の祭典 みどりの感謝祭
みどりとふれあうフェスティバル
において、
矢口監督のトークショー
が開催されます。

<抜粋>
大学受験に失敗、彼女にも振られた都会っ子の平野勇気(18)は、
勢いで林業研修プログラムに参加する。 
野趣あふれる田舎暮らし、魅力的な村人に囲まれ、次第に変わっていくのだが…。
三浦しをん氏の原作を 映画化した矢口監督に、
森で働くことの「危険さ」と「過酷さ」と「楽しさ」を語っていただきます。

詳細↓↓
http://www.midorinokanshasai2014.com/naiyou/index.html

映画に合わせて是非是非お越しくださいませ。

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次の森活動日は5/11(日)を予定しています。

お問い合わせ等はこちら(forestrygirls.tokyo@gmail.com)までお願いします。

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2014年5月3日土曜日

4月26日東国吉フットパスウォーク&森の観察会

こんにちは。
GW始まりましたね!!たけです!

年度の始まりは忙しいけど
気候が暖かくなったり、山や花壇が鮮やかになったりと
気分があがりますね!!

今回は、そんな春を満喫するイベント東国吉フットパスウォークのレポートです。

私たちの「林業女子会@東京の森」がある千葉県市原市の東国吉では
いま、地域の色々な方・団体が参加して
東いちはらエコミュージアムという団体を立ち上げています。
こちらの団体が主催のイベント、
今回私たちはスタッフとして参加させて頂きました。

まず!
フットパスウォークとは、何かと言いますと
「森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら
歩くこと」だそうです!



今回は、市原市を中心に地域の方々にご参加頂き、
約100名ご参加頂きました。


大人も子供も関係なく、春の田舎道を散策し、
普段はあまり見ない色々な木や花を感じてもらいました。

もちろんお楽しみはそれだけではありません。
見るだけでなく、五感で感じるのが日本人。

ということで、春の自然を美味しく頂きました



メニューは
・山菜とたけのこのてんぷら
・たけのこの味噌汁
・つきたてのおもち
・くろもじ茶
などなど

どれもその場で作って食べたので、すごーく美味しかったです♪



そして、
森からとれたものを使ってオブジェづくり!

どんぐりや木の枝、種から一体どんなものが作られるのか!?
子供だけでなく大人も真剣に取り組んで、
おしゃれなオブジェが沢山できました。

 
 
 
そして今回開催されたキャンプ場になんと竪穴式住居がつくられました!
 
 
中も快適で2階にも登れます。
 
 
こんなかんじで、地元の子供たちとも楽しく遊んだり、
いちはらの春の自然を地域の人も含めて一緒に満喫できた素敵な一日になりました。
 
東いちはらエコミュージアムの活動内容は
Facebookなどからもぜひご覧くださいね。
 
 
 
さてさて、
明日は、我々、林業女子会@東京が主催する
試写イベント「WOOD JOBでGOOD JOBみつけよう」が開催されます。
 
約170名の応募を頂きました。
沢山のご応募ありがとうございました。
外れてしまった皆さんはすいません。
 
ご来場いただく方には、楽しんで、
何か一つでも見つけて帰ってもらえるようなイベントにしたいです。
 
もちろん映画は笑う準備を忘れずに(笑)
皆様にお会いできるの楽しみにしています。