2013年8月14日水曜日

なえどこ林業女子の森⑫―第8回活動報告その3

先日、お友達2人からHAPPYをいただいた
おでこです。

遅くなりましたが、7月の森活動その3をお届けいたします。

その前に、森づくりのおさらいをしてみたいと思います。


*7/13の活動メニュー*
                             
<その1>
・伐倒
・下草刈り
http://naedocodoco.blogspot.jp/2013/07/81.html
             
<その2>
・ヒノキの皮むき
http://naedocodoco.blogspot.jp/2013/07/82.html      



さて、今日はその3です。

・どんぐりの苗木植え
・テーブル作り

です。

~どんぐりの苗木植え~
下草を刈ったところに、どんぐりの苗木を植えました。



穴をほって、

苗木を植えて、



「苗木が小さいから、踏まれないようにしないとね」
「じゃぁ、柵作ろっか」



完成しました。
これで踏まれる心配なしっ!

この苗木くんたちは、また植えかえる予定です。



大きくな~れ!


~テーブル作り~

次に、テーブル作りの様子をご紹介します。

以前、ベンチを作っていました(ベンチ作りの様子はコチラからどうぞ)

中心の切り株に編んだ竹を置いてみて、テーブル足の位置を確認しています。





位置を確認したら、足を埋める穴をほります。
頑張ってますね~


よいしょ、よいしょ。






さて、穴ができたら、伐り倒した木を埋めます。
強いです。



そして、編んだ竹をのせます(竹編みの様子はコチラです)。



さぁ、完成しました。
テーブル作りメンバーで、ひと足先に くつろぎタイム



さいごはみんなで はいチーズ




これからは、このテーブルでお昼ごはんを食べましょう!


【告知】次の森の活動は9月14日(土)です

ご質問等はこちら(forestrygirsl.tokyo@gmail.com)までお願いします。







2013年8月5日月曜日

森林ボランティア新時代の安全を考える-参加報告 その2

最近は猫も好きです。おでこです。

さて、前回に引き続き、シンポジウムの感想をお送りいたします。
前回の基調対談の様子はこちらから→http://naedocodoco.blogspot.jp/2013/08/1.html

今回もちかちゃんがシンポジウムのレポートをお届けします。

<第2部 パネルディスカッション>
パネリスト
丹羽 健司 氏(矢作水系森林ボランティア協議会代表)
寺田 菜穂子氏(林業グループ「山の駅ふくべ」事務局)
竹垣 英信 氏(森のライフスタイル研究所)
松井 一郎 氏(NPO法人森づくりフォーラム理事)

まず、各パネリストの方が所属する団体の説明と安全への考えについて
お話をしていただきました。

印象に残った言葉集
基本を知った上で基本を教えよう
・指導者の 育成 が重要
森林ボランティアでは 効率 は求めない
・確かな技術で 丁寧 
・山と向き合う人は科学的に 分析 している
・安全の 初期設定

感想
森林ボランティアというのは、仕事ではないのです。
また、森林のスパン というものは人と比較すると 非常に長い ものです。
だからこそ、ボランティアも 持続性 が必要。

持続させるには、やはり 楽しさ が必要で、
しかもその楽しさは安全・正しい技術の中から生まれるものだと思いました。
正しい技術を正しく教わる・教えるということは非常に大切なことだと感じました。
『いかに森林ボランティアでの安全を確保するのか』という点については
一緒に活動する 仲間とのコミュニケーション 
とても大切であるということをパネリストの皆さんが盛んにおっしゃっていました。
活動に参加する人々同士で気づきあい、助け合い、
安全に対して共通の意識を持つことによって活動の安全が生まれてくる。。。

山の作業に慣れるにしたがって楽しさと慣れが優先します。
だからこそ、危険に対しての予測と共通の認識がとても大切です。
さらに 互いに気づいて注意し合える空気・関係の構築 
が必要だと思いました。

林業女子としても、せっかく良い仲間がいるので、
基本技術を習得して安全に楽しく森活動ができるといいなと思いました

さらに、今日の講演を聞いて感じたのが、現場作業を伴う企業なら行っている
KY活動』の重要性です。
KYとは俗にいう「空気読めない」ではなく、
危険予知
の頭文字をとったものです。

私達も作業開始前に、今日の作業内容・予定、危険因子を共有してから作業をします。

KY活動という時間を特別に区切って行うことが必要だと思いました。

また、私達の団体内でも以前から話題に出ていた
 ヒヤリハット の共有も大切だなと感じました。


これから、安全技術・技能習得技術制度 が復活すると聞きました。
山を良くしていくためにも、現場の状況も理解して現場の方々から信頼される存在になりたいです。。

なので、積極的に参加していけたらいいなと思います。

写真はパネルディスカッションの様子です。



ちかちゃん、感想をありがとうございました!

<意見交換会>
会場は京橋駅にある株式会社イトーキのSYNQA。
とーっても素敵なところでしたよ(http://www.synqa.jp/

美味しいお料理をいただきながら
参加者の皆さまとお話をさせて頂きました。



安全、技術習得、指導者の育成、コミュニケーション・・・
さまざまなキーワードが出ました。

このような機会を通して
森づくりを安全にそして楽しく続けていけるように
次回の森の活動では何か一つ、アクションを起こしたいと思います。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。


【告知】次の森の活動は9月14日(土)です

ご質問等はこちら(forestrygirsl.tokyo@gmail.com)までお願いします。

2013年8月4日日曜日

森林ボランティア新時代の安全を考える-参加報告 その1

夏満喫中、おでこです。

8月3日(土)はこんなシンポジウムにいってきました。

『森の技術と安全‐森林ボランティア新時代の安全を考える‐』

時間は13:30~17:00
午後からみっちり勉強してきました!

プログラムはこちらからご確認頂けます。

さて、
我らがメンバーちかちゃんが、シンポジウムの内容と感想を綴ってくれました。

<第1部基調対談>

島崎 洋路さん(語り手)×浜田 久美子さん(聞き手)

浜田さんが島崎さんの紹介を軽くした後、対談形式で
島崎さんの林業への熱い思いや森林科学の理論に基づいた施業手法・安全について
お話を頂きました。


印象に残った言葉集

・木の高さの 2割 を間引くと山は良くなる
技術安全は車の 両輪 です
・林業は やみくもに危険なものではない
・地方の 林業普及指導員 さんが頼り
・ 役割分担 の必要性


感想

林業というのは、ものすごーく古くからある学問であって、多くの研究がなされてきたと思います。
さまざまな研究の中からある程度の 法則 を人間が見つけ理論化してきたと思うと、
林業や森林に対する 学問的好奇心 がさらに湧いてきたような気がしました。
林業をよくしようとするのであれば、
山のこと・木のこと・動植物のことをもっとよく 知 らなければいけないですね。



写真はシンポジウムの様子です。



さて、第二部のパネルディスカッションと意見交換会の様子はまたのちほど。




【告知】次の森の活動は9月14日(土)です

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